天才的マジシャンに魅了される!『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』(西野亮廣)を読みました
若生悠矢@spectiveprophetです。
西野亮廣@nishinoakihiro の「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」を読みました。
本書の帯で秋元康が「ただ一つ、忘れてはいけないことがある。西野亮廣は天才的なマジシャンだ。」と書いていますが、そのマジシャンのやり口にまんまとハマってしまい購入(笑)
僕は唯一無二の存在である西野亮廣の面白さに魅了されているのですが、こんな天才をどう真似していいか分からないし、自分ができるやり方を見つけなければという難題をつきつけられたような気がしています。
本書のポイント
僕が「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」を一読しポイントとして捉えたのは以下の3点です。
- お金は信用を数値化したもの
- 信用の基礎は嘘をつかないこと
- 西野亮廣はマジシャンである
お金は信用を数値化したもの
お金とは信用を数値化したものであるといいます。
僕のような愚痴っぽいサラリーマンが言いがちな給料はストレスの対価なんてこととは、まるっきりちがう。
ストレスというのは様々なライフイベント(参考:キラーストレス)でかかってくるものですが、サラリーマン的なストレスとは、ほぼ人間関係から発生するものです。
そして人間関係のストレスというのは、ほとんどが嘘から生まれます。心の中の嘘、口に出せない嘘、口に出さなければいけない嘘、いろいろあります。
なぜ嘘をついてしまうかというと、本書でもいっていますが、自分のいる場所が嘘をつかなければならない環境だからです。
こうやってストレスと向き合ってきた僕にとって、本書のお金は信用を数値化したものだという考え方には大きなギャップを感じます。
理解できなかったり、これまでの自分が間違っていたというより、新しい概念を手に入れた感じです。
こんな考え方あるのか、していいのか、と
信用の基礎は嘘をつかないこと
本書では信用の基礎は嘘をつかないことだといいます。
僕は行きたくもない会社に行って、会いたくない人に会って、嫌なことを受け入れ、言いたくもないことを言う。
こうやって1日の大半、嘘をついている
しかし会社にとってみれば、僕が嘘をついていようとついていまいと関係なく、結果だけを信用するのです。また会社対会社ともなれば、僕自身ではなく僕が所属する会社が信用の対象となる。
が、それでいいのかって話だ。いいならわざわざ読まない。
僕は嘘をついている人間を信用することはできないし、嘘をついている自分が信用されても、なんもうれしくない
僕にとって会社というのは、みんな嘘をついていることが前提で、みんなそうだよね、みたいなノリで乗り切っている。
しかしヤバいほどのストレスを感じている。
ときおり「転職すれば?」といわれるが、もはや会社という概念にイライラしながら生活している。
こんなグチグチいっていて何故やめないのか、それは恐怖だからだ。ただ怖いだけだけど、怖さは身を固めてしまう。嘘をついていた方がマシだから、辞めていない
僕にとって嘘をつかない場所はどこだろうと考えたとき、その1つがこのブログなのだが、こんな愚痴っぽくていいのかとも思ったり……
西野亮廣はマジシャンである
西野亮廣のやり方を知ってしまった僕たちは、西野亮廣の行動を真似することはできても同じ成果を出すことはできないだろう。
やったところで猿真似、劣化版になる。
それ以上に、これまでまったく行動していなかったのだから、僕にはまだ真似すらできない
騙されてはいけない
西野亮廣は何を作ってきたのか。これまで何を考えて、どのようなモチベーションで、どうやって行動してきたのか。
西野亮廣は
- お笑い芸人として時代と戦った人であり、
- 嘘をつかずに生きられる「環境」を作った人であり、
- 絵本を分業制で制作するという「方法」を作った人であり、
- クラウドファンディングや無料配布といった「手段」に取り組んだ人たちの中の雄
である。
天性の才能と行動力 で、新しい環境を作り、新しい方法を作り、新しい手段に取り組んだのだ。
まとめ:僕が本書から学んだこと
まとめとして、僕が本書から学んだことは以下の3つです。
- 個人として信用を得る環境づくりに励み
- 学び、考え、実践し
- 成功するまでやり続けること
そして、ありきたりなシメになりますが(笑)、
自分の人生で「革命のファンファーレ」を鳴らすのは自分自身しかいない!