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おいしいものを食べよう!アドラー心理学『嫌われる勇気』『幸せになる勇気』(岸見一郎・古賀史健)を読む!(第7回)

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若生悠矢@spectiveprophetです。

嫌われる勇気』と『幸せになる勇気』を読む、第7回。

今日は「愛のタスク」についてです。「愛のタスク」は人生のタスクの中でも最も困難だと言います。

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愛は築きあげるもの

「落ちる」だけの愛なら、誰にでもできます。そんなものは、人生のタスクと呼ぶに値しない。意思の力によって、なにもないところから築き上げるものだからこそ、愛のタスクは困難なのです。 自分にとっていちばん大切なはずの課題を、意思や努力の枠外にあるものとして、直視しないでいる。もっと言えば「愛すること」をしていない

僕が20代の頃にしていた恋愛や結婚生活は、こんな感じだったかなと思います。愛することより現状を守ることに必死でした。お金もなかったし、会社員としても若手で一生懸命なだけで、もはや義務感でやっていたような気もしています。

今となっては、そこから解放されて良かったとしか思えません。

与えるからこそ、与えられる。「与えてもらうこと」を待ってはならない。心の物乞いになってはならない。

アドラーは「恋に落ちる」とは、物欲と同じだと言います。

惚れ込んで買って手に入れたものを、実際にはあまり使わなかったことはないでしょうか。置物、飾り物のようになってしまう。そうなると、惚れ込んで手に入れたものにロマンティックな物語を付与することで、自分だけうっとりするようになります。

SNSで幸せ報告をして「しあわせのおすそわけ」と言う人や、それに乗っかってハッピーな感じの人は、うっとり型といえるかもしれないですね。

その人が幸せなら、その人のことを好きな人は勝手に幸せを感じるはずですから、めいっぱい自分が幸せになって、周りは放っておいていいと思います。

おいしいものを食べて幸せになる。まずはそれから!

僕は今、自分の感覚としては、愛に対して自由だと思っています。数ヶ月かけて自分でそういう環境を作ってきました。今アドラー心理学を学んでいることも、その流れの1つです。

毎日なるべく好きなことをして、その合間にやるべきことをしているという感覚で、なんの不安もなく人と接することができています。

それでもやっぱり僕に話しかけてくれるのは女性が多くて、それは自分がどうであろうと変わらないんだなと思っています。ブログで女性を募集してるからというのもあるかもしれませんが。

話すことの入り口は何であれ、しばらくすると、おいしいのものを食べに行こう!という話しになっていきます。この頃には相当楽しくなっているので、お店選びには気合いが入ります。

おいしいものを食べるなら男性とより女性との方が楽しい!

この気持ちが僕のお店探しを上達させているに違いありません。

それから、映画が好きなら映画のことを話すし、アニメが好きならアニメのことを話します。哲学が好きならアドラーやストアのことを話すし、ブログのこと、小説のこと、音楽のこと、投資のこと、他にも僕に話せることなら何でも話したいし、僕にできることなら一緒になんでもしたいと思います。

自分が楽しくしていると近寄ってきてもらえます。ここはブログだからブログの話をしますが、このブログを見て自分の時間を使って勇気を出して声をかけてくださる人がいるのだから、それはもう凄いことだと思うんです。

僕は、自分に声をかけてくれる人を尊敬します。しないわけにいきません。そしてそれが人として愛すること始まりだとしたら、最高の幸せだと思います。

(つづく)

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