ストレスを相談できる人はいる?メンタルヘルスを学ぶというメンタルヘルス対策(1)
若生悠矢@spectiveprophetです。
自分が弱ったら人生が立ち行かなくなる可能性がある。
このような漠然とした不安を持っている人は、私だけではないだろう。 中年の孤独死など、自分のことのように現実的に思えてしまうことがある。
漠然とした不安を抱えていたり、それがどうしても頭から離れないとき、私はその不安になっていること自体を学ぶことで回復させてきた。 どうして不安になっているかという心理的なこともそうだが、現象自体を解析することで社会性を深めることができ、いつの間にか自分のことはどうでも良くなってくることを期待している。
メンタルヘルス対策を学ぶ
昨今メンタルヘルス(精神面の健康)という言葉が日常語になっている。 私はふと、メンタルヘルスの対策について学びたくなり、書店で本を探していると、「メンタルヘルス・マネジメント検定」なる資格があることを知り、本を購入し読んでみた。
これだけ覚える! メンタルヘルス・マネジメント(R)検定III種(セルフケアコース)
III種というのは「セルフケアコース」である。 このIII種「セルフケアコース」の到達目標はこのようになっている。
自らのストレスの状況・状態を把握することにより、不調に早期に気づき、自らケアを行い、必要であれば助けを求めることができる。
自らケアを行い、必要であれば助けを求めることができるという状態は、自分を客観的に見ることができるということだ。私はこのセルフケアを続けてこれたのだろう。読んでいくと、自分のことが解析されていくようであり、また自分のことでなく人から聞いた話やネットなどで見受けられる話についても、理解を深めることができる。
ストレスを相談できる人のいる割合
今日は、私が驚いた点を1つ紹介する。それは「ストレスを相談できる人のいる割合」についての記述である。引用すると、このようになっているそうだ。
ストレスを相談できる人のいる割合 男性:87.2% 女性:93.4%
「これだけ覚える!メンタルヘルス・マネジメント検定 III種 (P.3)」より
読み始めてすぐに出てくる話なのだけれど、とても驚いた。この驚きがあったが故、試験対策本にも関わらず一気に読み切ってしまったと言えよう。
私は12.8%の中にいる。マイノリティだったのだ。私はストレスを相談できない人が増えているからこそ、メンタルヘルス対策が重要になってきているのだと思っていたのだ。
相談できる人がいなくても自分を信じる
今の自分はそこまでメンタルが悪くないから相談したくないだけかもしれない。本当にその時がきたら背に腹を変えられず、相談できそうな誰かに相談するのだろうか。その時になってみないと分からないというのも不安の1つであったりするのだが、そうなっても自分で自分を何とかするのだと信じたい。