ゆぶろぐ

復活します!

限りある時間に、やさしい世界を。

若生悠矢@spectiveprophetです。

タイトルを変えたけど内容的には昨日の続き!(話しを聞くといっても、いろいろある。 - 電気じかけの予言者)

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アドバイスの仕方

話し相手の何気ない悩みごとに思わずアドバイスしてしまうことがある。そんなのすぐ解決できると思ってしまい、こうした方がいいと言ってしまうことがある。

「ふーん、そうなんだ」という反応だったり「アドバイスいらないよ!」と言われたりして、そんなつもりないという言い訳したところで、どんなつもりかも説明できないわけで、流れる空気は微妙なままである。

俺がアドバイスしてやるから聞けよゴルア、というスタンスの人もいると思うが、本当にそんなつもりがないかったとしたら、アドバイスの思いつきそのものが相手から受けた影響であり、自分らしい話しではないということだ。

ただその瞬間は、解決策を与えることが励ますことだと思ってしまうのだから、しかたないところもある。でもできれば、具体的にどうしたらいいか聞かれるまでは言わない方がいいし、聞かれたとしても、本当に聞きたいのかを探るクッションが必要だろう。

そのときは、突き放したような、客観的なアドバイスにならないよう、ここでようやく自分のことを話せばいい。具体的なことを感情を含めて、いろいろあって大変だったり、こう思ってこうしたけど結局うまくいかないんだよなあ、という話しをして共感してもらうことができれば相手も安心してくれるはず。

ここまで散々書いたが、たいていの女を簡単に落とす系の本には、「大変だね」「わかるー!」というパワーフレーズを繰り返してさえすれば女は落ちると書いてある。つまりはアドバイスなんかせずに女性の話しに共感しまくっていればいいのだろう。たぶん。きっと。

アドバイス罪という考え方 ?あきまんのネットメディア百年戦争?

人生を、もっと幸せに生きるために ? 死者からのアドバイス

相手の話しを聞くと同時に自分の話しを聞こう

どんなことにも「大変だね」「わかるー!」と共感する技術を身につけたとしよう。それでも言い返したくなることにどう対処したらいいのか。それは、言い返したくなっていることを口に出す前に自分で聞いてあげることだ。

高度すぎて頭が混乱しそうだが、それを見せさえしなければ、落ち着いてる風格を漂わせることができる。

「相手の話しを聞いて自分が思うこと」を知ることは、自分を知ることに他ならない。自分1人では絶対に知ることができない、相手がいるからこその反応を知ることができる。

相手の話しに喜んでいる自分、驚いている自分、嫉妬している自分、憎たらしいと思っている自分、それは、そのときその相手がいなければ分からなかったものだ。

自分を知ることは自分探しに近いものがあるだろうか。さっき、自分を知るということは自分の反応を知るということだといった。たとえば自分探しと称して海外にビュンッと飛んでいけば、自分の反応が日本にいるいつもの感じとは違うものになるのは明らかで、だから悪い大人は自分探しの旅など安易すぎるという。

話しは少し飛んだが、聞き上手とは、自分との会話も上手になるということ。

人が人生で読める本の量が限られているように、人と会話ができる時間だって限られている。読書のように場面を自分でコントロールができない分、人との会話のほうが貴重なものだと言ってもいい。

だから人とお話しをするときは、自分にも相手にも、お互いの共感と成長を共有できるような、やさしい世界をつくれるといいなと思う。

(終わり)