涼宮ハルヒの憂鬱
今さらという感じだが、GWにDVDを全部レンタルした。
休みなく、全部見切ってしまった。
そして翌日には映画「涼宮ハルヒの消失」を見に行っていた。
そのくらい、はまってしまったのだ。
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今改めて見直しているけれど、キョン視点の独白には引き込まれるし、
1話のときからパラレルワールドだったんだ。
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涼宮ハルヒは、日々面白くなくて憂鬱なんだ。
自分にないものを持っている人と友達になることと、
ハルヒを相手にしてくれる人を探していたのだ。
そしてキョンと出会う。
話を聞いてくれるし、答えてくれるし、なによりいちいち突っ込みを入れてくれる。
面白おかしいと思うことを、無視ではない反応をしてくれる。
見ていてくれる。
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キョンと出会うことは必然であったし、実は以前出会ってたりと、タイムトラベル的な世界だ。
涼宮ハルヒの思念が世界を変えてしまう。
未来から見れば、高校にてハルヒとキョンが出会うことは分かっていて、
そんなハルヒを見張る必要が出てきたから、長門やみくるや古泉は必然的に集まることになる。
不思議で愉快な仲間たちと、時空を超える非現実を、
普通の人間であるキョンが戸惑いながらも受け入れようとしているのに、原因であるハルヒは何も知らない。
そんなキョンも世界にとって異分子な人である。
それは涼宮ハルヒがただの憂鬱で平坦な生活ではなくて、
楽しかったり、ワクワクしたり、つまらなかったり、後悔したりと、名残惜しかったりと、
憂鬱で平坦な世界を変化させたいと思ってしまうから。
3年前のハルヒとキョンの出会い、実はそこからキョンへの恋は始まっていた。
そしてこのパラレルワールドが始まった。
キョンは高校でハルヒと出会いハルヒに恋をしたが、
この影響で3年前のハルヒに会いに行くことになっているのだから、
もうパラレルワールド、グルグル回る世界だ。
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今回は総論みたいな感想になってしまった。
細かい話は、またの機会に少しずつ。
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