ゆぶろぐ

復活します!

劇場版”文学少女”

5/1の公開当日に見に行きました。
良い席は全部埋まっていた感じだけど、満員という雰囲気ではなかった。

キャラクターの名前などを確認しに公式サイトに行ったら、音楽に鳥肌が立った。

心の闇を描く内容があったりもしたけど、全体的に心地が良い作品だった。

小説を読んだことはないけど、雰囲気に惹かれて見に行きました。

遠子先輩は、本を食べちゃうほど好きというのが特徴で、おやつ的に食されていた。
心葉が書いた原稿そのまま食べちゃうのは、なかなか凄いなと思った。

朝倉美羽の心の闇は、思春期に不幸な思いをしてしまったことが発端であり、
心葉と美羽にとっての取り戻せない過去を生んでしまった。

しかし遠子先輩の愛情あふれる思いと、優しい言葉が、2人の闇を解いていく。
美しくて切ない物語だった。

文芸部の部室の感じと遠子先輩の座っている位置が、
涼宮ハルヒの文芸部兼SOS団の部室の長門の座っている感じとそっくりだった。

これが文芸部といえば、の定番なのだろうか。

またストーリーのキーとして、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」という作品が出てくる。
これは「半分の月がのぼる空」(映画版)でもキーとなっている。

宮沢賢治は生前は小説家として成功していなかったので、
多くの人に読まれていること知らないまま、生涯を終えてしまったそうだ。