マーティ・フリードマン
マーティ・フリードマンというメタルなギタリストがいる。
アメリカではメガデスというバンドでした。
アメリカの一辺倒なバンド活動を捨てて、
日本の音楽が好きで、日本に来て、日本語を学んで、
今はテレビに出たり、日本のミュージシャンのギタリストとして活躍している。
鈴木亜美のDVDに出ているマーティ・フリードマンは、
とっても感動的なギターを弾いている。
このマーティ・フリードマンの書く音楽コラムが、
もう自分の代弁をしているようで、泣きそうになった。
本を読んでいて手が震えることなんてそうはない。
マーティ・フリードマンはアメリカのアーティストは、
1つのジャンルしか歌わない、歌わせてもらえない。
日本の音楽は、色々なジャンルを吸収して独自のものを
生み出そうとしていると言っている。
僕が日本の音楽が好きな理由が、これである。
洋楽がジャンルはあれど、同じ歌ばかりに聞こえるのは、
決して英語がわからないからではない。
とにかく音楽が好きで、中でも日本の音楽への思いが凄い。
偶然自分の好みではない音楽に前向きなコメントを残していく。
歌の上手さと歌の良さは必ずしも一致しない。
これも本当に僕がいつも思っていることで、
でも上手く言葉にできない感じだった。
日本人ではないマーティ・フリードマンが表現してしまうのだから、才能は凄いと思った。