『夢の叶え方を知ってますか?』(森博嗣)を読んでます!
若生悠矢@spectiveprophetです。
昨日の続きで「夢」のことを考えていたところ、森博嗣の『夢の叶え方を知っていますか?』という本を見つけて、これ読まないと思い読み始めました。
読みながら書いているので、まとまりがないですが紹介したいと思います。
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自分の夢は自分だけのもの
「夢」というのは、自分の自由の追求である。しかし、それははたして、自分が「見たい夢」なのか、それとも人に「見せたい夢」なのか、一度じっくり考えてみることをおすすめする。
映画『ばしゃ馬とビッグマウス』の主人公たちの夢は、競争に勝つことが目的になってきます。脚本を書きたい!ではなくて、脚本を他人に認められたい!なのです。
こういう夢を持つと大変です。スポーツとかアイドルとかも同じで、夢を叶えることが「多くの人に認められること」なので、自分の力だけでは到達できません。
僕も例に漏れずこういう夢を持っているわけで、どうして他者が介入する必要がある夢を持ってしまうのだろうか。自分を苦しめるだけの夢なのに。
人間の本能?教育のせい?
夢は本来自己満足である
「見せたい夢」というのは、まだ夢として中途半端なのかもしれません。
僕はダイエットをしたとき、最初は「痩せたらスマートに見られるはず!」とか「痩せて驚かせよう!」という気持ちがありました。
この頃はまだ痩せている姿は「夢」で、夢を叶えるために食事を変えたり筋トレ、ランニングをしました。
そして実際に痩せると、あとはもう自己満足の領域です。自分でもなぜこんなことを続けているのか、たまによく分からないのですが、無駄に痩せてます。もう少しガッチリしてもいいのに(笑)
これは単純な例ですが、ダイエットすることはもう夢ではなくなったのだろうか?
きっと、そうじゃないと思います。自分がなりたい体つきになるという夢は、今も追い続けているような気がします。
みんなが一人一人夢を実現する
森博嗣は、夢を実現するのに、家族(や周囲)の理解など必要ないと言っています。たまたま一緒に実現したい夢がある場合もありますが、それは理解ではなく、同じ夢を持っているだけです。
そして、一人一人夢を実現できるように「合議」による「約束」を結べばいい、とも言います。
これまでの僕には、これがまったく出来ませんでした。だから自分がやりたいことや実際にやっていることを人に言えずに、言わない方がいいとまで思っていました。
自分のことを黙っているとどうなるかというと、何もできなくなります。自分の自由が追求できなくなる。自分で自分を束縛してがんじがらめになって、もうどうしようもなくなる。
話し合えばいいだけなんですよね。家族や恋人なら、それぞれの幸せのために一緒にいるはずなのですから。
また、周囲を巻き込んだ「夢」というのもまた周囲をその夢に縛りますので、方向性が一緒だとしても一人で一生懸命になるのではなく、一人一人の夢を確認する時間をおろそかにしないでいたいと思います。
(つづく)